これも仕事だが・・・

  　  山田洋行関連の事件で思ったこと。

　　相手が官であろうとなかろうとゴルフやカラオケで友好関係を作って仕事をとってくるのはまともな先進国の仕事のやり方ではないのではなかろうか。でも、それで個人の営業成績、会社の受注実績とも抜群であったようだ。官に密着している会社だけではなく、一般的にゴルフ、マージャン、キャバレー、フィリピンパブ、カラオケ、料亭などでの接待はなされている。一般的にみんながやっていることだから仕事だと思ってしまうが、本業とは全く関係ないであろう。それが価格に影響して場合によってはその価格が税金から出ている始末。門戸を開けたとたんに日本の景気が悪くなったのもうなずけるであろう。商品の品質や値段ではなく、人間関係でなあなあにやって参入障壁を設けて潤ってきた。それを日本型規制として諸外国から叩かれるのはこれは仕方ないであろう。大体仕事というならば本業の品質や値段やマーケティングで勝負するべきであり、酒や女やゴルフを介在させて仕事を持ってくるのはいかがであろうか。そんな暇あるなら勤務時間を減らして家で休んでいるか商品そのもので勝負すべきであると考えるかいかがであろうか。情報交換であっても社内の会議室でやればいいことだし、親睦を深めるにしてもせいぜい夕食を一緒に取るぐらいでそれ以上は異常でしょう。こんなんだから上は北朝鮮で美人局に引っかかって弱みを握られてるのだろう。

　　当方も以前世話になっていた会社でよくキャバレーに出かけた。はっきりいって会社員が出入りすような
キャバレーにいい女はいない。いい女ならランクの低い夜の店で働かない。そこで自分の月給の半分ぐらいの金を一晩で使っていると（もちろん会社から金はもらうが）、馬鹿らしくなるのが道理。人間関係で仕事を取ってくると言っても、なんかこうなるといきすぎであろう。それがほとんどの会社でされていて商品の知識に詳しい人よりも、金を取ってくる人が喜ばれる始末。経済の発展をみんな揃って望まずに、自分のとこだけが潤うように望んできたしきているのが現状ではなかろうか。

　　吉兆でも白い恋人でも金が入ってくれば、当たり前のルールさえ守らなくて良いとやってるからああいうことが普通に起こる。